問答無用!
圧倒的な破壊力に脱帽です。

「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
30代独身アニー。
開業した手作りケーキのお店はつぶれ恋人にも逃げられ、
どっちを向いてもお先真っ暗な彼女にとって親友リリアンだけが心の拠りどころ。
しかしそのリリアンがついに婚約、アニーはブライズメイドのまとめ役(メイド・オブ・オナー)を
頼まれてしまう。アニーは自分の苦境もさておき奮闘するが、超豪華パーティーや
最高級のドレスを提案する金持ち美女ヘレンをはじめ問題含みのブライズメイドたちに囲まれ、
彼女のプランは前代未聞のトラブル続出。ついには長年の友情の危機に見舞われる!
果たして結婚式とブライズメイドたちの人生の行方は…?
(「ブライズメイズ」チラシより)
「あなたは、ワタシを、笑えない」というキャッチコピーだった「ヤング≒アダルト」よりも
さらにリアルな共感を呼ぶであろう作品の登場です。
恐ろしくバカで下品でどうしようもない内容なのに、うっかり全力で共感した挙句、
最後はウルッときてしまうというミラクルな映画なのです。

主人公アニーの不幸っぷりが強烈。
何かにつけて様々な不幸に見舞われる彼女ですが、
その中でも特に「miho的共感度No.1不幸」がこのシーン↑
親友のリリアンから婚約したことを告げられる場面です。
言葉では「おめでとう!」と言いながら、顔はまるで笑っていないアニーが本当にリアル。
私も独身時代、仲良しの友達が結婚するたびにアニー状態に陥ったものです。
親友の幸せを素直に喜べない心の狭さ、笑えないです…

自分だけが不幸と思い込みがちだけれど、
幸せそうに見える人でもみんなそれぞれの悩みを抱えているものなんだ、
自分だけじゃないよと、ちょっと背中を押してくれる内容でもあります。
そして見栄とプライドの塊のようなアニーがなんだか愛おしく見えるのです。

でも、くり返し言いますが、基本的にはものすごくおバカ映画ですので、
それなりの覚悟でご覧下さい。
「セックス・アンド・ザ・シティ」なんて甘っちょろく見えるほどのハイレベルなぶっ飛び加減は爽快!
男子のみなさん、女子って結局こういうイキモノですよ。

キャラポスターがまたいい!
このやさぐれた感じ。
日本での公開がなかなか決まらずやきもきしましたが、無事に公開されてよかったです。
海外の映画によく登場するブライズメイズやメイド・オブ・オナーという役は
日本の結婚式にはないシステムですよね。
個人的にはこのシステムが日本になくてホントによかったなーと思います、ふふふ。
ところで、字幕でメイド・オブ・オナーを一言「オーナー」と訳していましたが、
意味が違うし、せめて同じ字数で「まとめ役」くらいにしとけばよかったのでは…?
字幕監修までついてるんだから。
ちなみに一番ぽっちゃりなメーガン役のメリッサ・マッカーシーは
今年のアカデミー賞助演女優賞にノミネートされていました。
確かにものすごくパンチのある演技でしたが、アカデミー賞の基準ってなんなのか
ちょっとわからなくなったのは私だけでしょうか??

「ブライズメイズ」人気は「glee」にも早速影響を与えたようで、
近々glee版ブライズメイズが見られるようです。これも楽しみ♪