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ミッドナイト・イン・パリ / Midnight in Paris
日常生活に疲れた大人のための小粋なファンタジー。

「ミッドナイト・イン・パリ」

ギル(オーウェン・ウィルソン)は婚約者(レイチェル・マクアダムス)と共に、彼女の両親の出張に
便乗してパリを訪れる。彼はハリウッドで売れっ子脚本家として成功していたが、作家への夢も
捨て切れずにいた。ロマンチストのギルは、あこがれの作家ヘミングウェイや画家のピカソらが
暮らした1920年代の黄金期のパリに郷愁を抱いており……。
                                              (シネマトゥデイより)


朝の空気、路地裏の石畳、カフェの店先、雨の匂い、エッフェル塔、夕暮れの淡い光。

作品の冒頭で、時間をかけて丁寧に映し出されるパリの風景が、
観客を作品の世界へと優しく誘います。

婚約者と訪れたパリで、ふとしたところから黄金時代のパリに迷い込む。
この設定だけ聞くと、タイムスリップか何かの話に思えるのですが、
不思議なことにこの「ミッドナイト・イン・パリ」には科学的な匂いを一切感じません。
確かに時空を超えているわけだけれど、それがあまりにも自然なのです。

かつてのパリで、ジルは憧れの有名人に次々と出逢います。
フィッツジェラルド、ダリ、ヘミングウェイ、ピカソ…
奇跡的な出会いの中で、彼は現実の喧騒や悩みを忘れ、
作家になるという夢を取り戻していきます。
ずっと憧れ続けてきた人に会うということは、それだけで大きな力になるのですね。
少しずつ生き生きとした表情に変わってゆくジルの姿に
「夢を諦めない」という前向きなメッセージをさりげなく忍ばせてあるところもニクい演出です。

そして、ピカソの愛人・アドリアナとの出会いもまたジルの運命を変えていきます。
類稀なる美しさとウイットに富んだ彼女に恋心を抱き始めるジル。
「休暇で訪れた異国の街でのちょっとした火遊び」に見えないところもまた
ウディ・アレン監督の特別な魔法でしょうか。
アドリアナ役のマリオン・コティヤールの持つ知的で大人なかわいさがとても魅力的で、
なおかつ作品にほどよいアクセントを与えています。
現代の婚約者役のレイチェル・マクアダムスと、夢のパリのコティヤール。
対照的な2人のキャスティングが絶妙すぎてしびれました。


くすりと笑える気の利いたユーモアを織り交ぜつつ、
夢と現実の狭間を心地よく漂わせてくれるようなこの作品。
心に沁みわたるステキな余韻を味わって下さい。
# by miholatte | 2012-05-26 18:06 | 映画review | Trackback | Comments(2)
メン・イン・ブラック3 / Men In Black 3
黒衣人的物語是似終了。

「メン・イン・ブラック3」

秘密組織MIB所属のエージェントJ(ウィル・スミス)とK(トミー・リー・ジョーンズ)は、日々異星人の
取り締まり追われていた。長年コンビとしてやってきた2人だが、Kの単独捜査をいぶかしんだJは
直接そのことを彼に問いただす。だが、本人は全然聞く耳を持たず何の情報提供もしてくれない。
次の日、本部でJはKを捜していたが40年以上も前に死亡していたと聞き……
                                               (シネマトゥデイより)


10年ぶりにあのコンビ復活!
ということで、懐かしさでついつい観にいったこの作品。
そして、「10年という月日は思ったよりも長い」という事実を痛感する結果となりました。

まずはトミー・リー・ジョーンズの顔をじっくりご覧下さい。
次にこの顔がスクリーンいっぱいに、しかも3Dで映し出されることをご想像下さい。
ツライ、ツラすぎる…
決して俳優さんとしてダメだと言ってるわけじゃありません。
「告発のとき」なんてすごく良かった。
そういう人間ドラマ的な作品に出れば味のあるいい俳優さんなのですが、
「メン・イン・ブラック」シリーズのような作品だとヨレヨレ感の目立つ普通のおじいちゃんなのです。
しかも作品全体の15%くらいにしか登場してなくて、なんだかかわいそうでした。

過去にタイムジャンプして若かりし頃のKを救うという筋書きはいいとして、
よくわからないサブキャラは登場するし、敵が1人から2人になったり、ぐちゃぐちゃ。
「ウィル・スミス、相変わらず顔ちっちゃいなー」とか
「今スクリーン前に行って客席を観たら、全員3DメガネかけてるからMIBに見えるだろうなー」とか
余計なことをのんびり考える余裕まであります。
こんな調子でボーっとしていたら、挿入歌として"Empire State of Mine"が!
「セックス・アンド・ザ・シティ2」でかなり印象的に使われていた曲なので、
「まさかエイリアンの中にキャリーが!?」と一瞬震えました。

若かりし頃のK役のジョシュ・ブローリンは意外とハマってました。
過去のKとJの秘められたエピソードがなかなか感動的で1分くらいウルッとしますが、
残りの1時間44分でかき消されます。
エマ・トンプソンもどうしてこれに出演してみたのかしら。

そして、このシリーズはウィル・スミスを中心としたテンポのいい会話がおもしろいのに、
字幕翻訳を依頼する人を間違えて、もったりした印象になってしまいました。


唯一心に残ったのは、上映終了後に流れた「アメイジング・スパイダーマン」の
6分半の特別予告だけだったのでした。
# by miholatte | 2012-05-26 17:04 | 映画review | Trackback | Comments(2)
夜のお台場
夜のお台場はカップルだらけでした。お邪魔しました。


海辺はいいですね。考えごとをするのに最適です。
# by miholatte | 2012-05-20 18:51 | Trackback | Comments(8)
バッド・ティーチャー / Bad Teacher
「才能の無駄遣い」映画がここにもありました。

「バッド・ティーチャー」

婚約者の親に金目当てだと見抜かれて破談になり、かつての職場である中学校へ復帰した
女教師エリザベス(キャメロン・ディアス)。適当に授業をこなす中、ハンサムなスコット
(ジャスティン・ティンバーレイク)が代理教師として赴任する。彼が大企業の御曹司だと聞くや、
エリザベスは玉のこしに乗ろうと一念発起。スコットの元カノが巨乳だったという情報をつかんで
豊胸手術を受けようとするが、その費用が1万ドルと知ってがく然とする。
そこで、生徒たちが課外活動で行っている洗車アルバイトに割り込み、その売り上げを着服しようと
たくらむが……。
                                               (シネマトゥデイより)


「フィルムを1巻くらい繋ぎ忘れたんじゃないかしら?」
というのが、観終わってすぐに浮かんだ感想でした。
実際にはデジタル上映でしたので、そんなことはあり得ないのですが。

最低限必要な説明や理由付けがないので、話についていけないし、
キャメロンのbadレベルもなんだか中途半端。
キュートなジャスティン・ティンバーレイクもまるでキラキラしてないし、
結末は意味不明で消化不良…
こういうことってあるんですね。ちょっとした事故でした。

「イケない先生」という邦題でソニーが配給する予定だったこの作品は、
突然日本公開中止となり、やっと日活が配給することになった、という経緯があります。
ソニーの判断は間違っていなかった、ということなのでしょうか。
# by miholatte | 2012-05-20 18:40 | 映画review | Trackback | Comments(2)
ファミリー・ツリー / The Descendants
楽園で、笑って泣いて、じんわりと心のコリをほぐしませんか?

「ファミリー・ツリー」

ハワイ・オアフ島で弁護士をするマット・キング(ジョージ・クルーニー)は美しい妻と2人の娘と
ともに堅実な人生を生きてきた。事故で妻が昏睡状態に陥ってしまうまでは。
妻に任せきりだった子どもたちは手に負えない上に、カメハメハ大王の血を引く祖先から
継承した広大な土地の扱いで決断を迫られていた。売却すれば一族皆に巨額の富が入るが、
大自然は失われてしまう。
そんなとき、妻に恋人がいて離婚を考えていたことが発覚する。しかも長女までが知っていた。
堅実な人生だと信じていたのは、本人だけだったのだ。
愕然としたマットは、家族と自分のルーツに向き合い、心を決める…
                                      (「ファミリー・ツリー」チラシより)


今年ジョージ・クルーニーがアカデミー賞主演男優賞を受賞できなかったのは、
歴史的な大事件なのではないでしょうか。
いや、受賞できなかったのではなく、「与えられなかった」という言い方が正しい。
それくらいに今作のジョージの演技は素晴らしかった。

ボート事故で意識が戻らない妻、その妻が浮気をしていたという耐えがたい事実、
多感な娘たちとの関係、先祖代々の土地の売却問題。
さまざまな苦悩を抱えるマットの姿を丁寧に映し出すこの映画は、
観客の心を惹きつけるための意図的な協調や泣かせの演出はしません。
マットの心の動きを淡々と追いかけるというシンプルな手法でも
充分に作品が成り立ってしまうのは、ジョージの演技あってこと。

例えば、「アーティスト」と同様に、
ジョージのセリフをすべて取り去ってもまったく問題ないだろうと思えるくらいに、
彼の表情は繊細で力みがなく、その目で深く語りかけてきます。
仕事ばかりで家庭にあまり重きを置かなかったダメな夫・父親という役を、
本当にダメで、それでいて憎めない、愛すべきキャラクターに仕上げているのは、
監督でもなく演出でもなく、ジョージ・クルーニーその人なのです。
セクシー俳優と呼ばれる彼が、そのセクシーさを完全に封印し、
そのへんにいそうな普通の男になっているところに、彼の徹底的な演技力を感じます。

アレクサンダー・ペイン監督は、原作の雰囲気をそのままに、
さらに心地よさをプラスしてしまうという職人技を見せてくれます。
原作より映画の方がいいというケースはそう多くないと思います。
ハワイを流れる暖かい風や雲、波の音、草の匂いまでもを丁寧に閉じ込め、
観客の前でそっと開いてくれるような映画です。

最愛の人が危篤になってから浮気を知った時、自分ならどういう想いを抱くのだろうか。
紆余曲折を経ながら、最後に彼が出した答えに涙が止まりませんでした。

観終わった時に、心の中のイガイガが少しだけ丸くなったような気がしました。
# by miholatte | 2012-05-20 16:56 | 映画review | Trackback | Comments(2)
幸せの教室 / Larry Crowne
キュートで心温まる、とてもつまらない映画。

「幸せの教室」

ラリー・クラウン(トム・ハンクス)は、大学を出ていないという理由から長きにわたって勤務してきた
スーパーをリストラされてしまう。その後、隣に住む夫婦の勧めで地元の大学に通うことに。
大学での新生活に希望を抱くラリーだったが、ラリーを教える教師のメルセデス(ジュリア・ロバーツ)は
仕事への情熱を失っていた。しかし、そんな二人の出会いがお互いの人生を大きく変えていく。
                                                  (シネマトゥデイより)


人生の半ばにさしかかった男女が出会いをきっかけに再生してゆく物語です。
まぁありがちだけれど、悪くはない。
かなり年の離れた学生たちや気の置けない友人たちとの交流、
「いくつになってもやり直せる」という前向きなメッセージ、そして運命の人との出会い。
どれも心温まるエピソードだし、監督でもあるトム・ハンクスの視点の優しさを感じます。
悪くない。悪くないんだけど、恐ろしく野暮ったい。全力で野暮ったいんです。

主演のトム・ハンクスとジュリア・ロバーツは言わずと知れた超ベテラン大物俳優。
でも、彼らの良さを引き出せる脚本ではないし、
むしろ2人のネームバリューだけで何とかしてしまおうと思ったんじゃないか?
と疑いたくなるレベルです。本当にもったいない。
俳優を生かすも殺すも脚本次第なのかしら。
こういうのを「才能の無駄遣い」と言うのでしょう。

唯一の救いは、満開のジュリア・スマイル。
20年以上前の「プリティ・ウーマン」の頃とまったく変わらない魅力的な笑顔を
大画面で観られただけでよしとしましょうか、ね。
# by miholatte | 2012-05-20 16:10 | 映画review | Trackback(1) | Comments(2)
まねっこ
最近の大吉は「まねっこ」するようになりました。

水槽の前で私が大きく口を開けていると…

大吉もついつい口を開けます。

ときどき一人でもこうして口を開けてることがあるのですが、
30秒間くらいというけっこうな長さで開けっぱなしにしてるので
あくびなのか水を飲んでるのか、詳細は不明。
# by miholatte | 2012-05-13 03:02 | カメ | Trackback | Comments(9)
こんにちは
# by miholatte | 2012-05-13 02:56 | Trackback | Comments(4)
宇宙兄弟
ひたすらに、前向き。

「宇宙兄弟」

子ども時代に、宇宙飛行士になることを誓い合った兄弟ムッタとヒビト。
時は過ぎて2025年、弟ヒビト(岡田将生)が夢をかなえて宇宙飛行士となった一方、
兄ムッタ(小栗旬)は会社を解雇され意気消沈していた。
互いに違った道を進んでいた兄弟だったが、弟からの連絡をきっかけに
兄はかつての夢を実現させるべく再び宇宙飛行士という目標に向かって進み始める。
                                        (シネマトゥデイより)



気持ちがいい!
最近あまり感じたことのないこの爽快感は何だろうか。

「そんなに大したことないんだろうなぁー、というフワッとした気持ちで観たら
実はすごくいい内容で、2時間前の自分を呪う。」
という事故が年に何度か起こるのですが、今日がまさにそうでした。
若手人気俳優2人を揃えて軽ーく仕上げたんだろうと思っていたことをお許し下さい。

幼い頃の夢を実現させるために、紆余曲折を経ながらも、とにかく前に進んでいく兄弟のお話。
この大きな柱を映画の真ん中にどっしりと据え、あとはもう余計なことはせず、
前向きなメッセージをシンプルに伝えることに徹しているこの映画。
発射台に取りつけられたら、ただまっすぐに飛び立つしかないスペースシャトルの姿と
映画の方向性がキレイにが重なって、本当に気持ちがいいのです。
「夢を諦めない、努力は必ず報われる、自分を信じろ」というようなメッセージは
多くの映画で観られるけれど、ともすると暑苦しくなってしまうので、
あまりうっとうしさを感じさせないように作品に織り込む傾向にあるように思うのですが、
この映画は違います。
本当に直球で、ちょっと暑苦しい。でも、そこが最大の魅力ではないでしょうか。

主演の小栗旬と岡田将生の演技力を問われると言葉に詰まってしまうけれど、
ちょっとわざとくさいくらいの2人の演技もまた映画の良さになっていることがすごい。
このバランス感覚は新しいなと思います。

そしてこの映画の最も重要な部分を担っているのは、実はこの2人の少年。
少なくとも私にはそう思えます。
映画の公式ホームページにすら名前が載っていない2人ですが、
彼らの本当にキラキラした表情が、観客を作品にグイっと引き込むのです。
裏を返せば、この少年たちに引き込まれて映画の勢いに乗れないと、
最後まで観るのはちょっとしんどいかも、ということ。
大人になった2人と見た目が似ているとかいうことではなく、
宇宙に対するワクワク感が身体中から溢れているようなこの少年たちの演技は、
お世辞抜きでステキでした。


「明日からはもっと前向きに生きていきたいな」と思わせてくれる
明るいパワーを放つ映画でした。
フレッシュマンのみなさん、五月病に効きそうですよ。
オープニングのカッコよさもお見逃しなく!
# by miholatte | 2012-05-13 02:48 | 映画review | Trackback | Comments(10)
大量生産
何にも考えずに黙々と作業に集中していたら
こんなにたくさんできてしまいました。
誰のために作ったんだろうか…

①パウンドケーキ(プレーン)
②パウンドケーキ(コーヒー)
③チョコレートケーキ
④アーモンドフィナンシェ
⑤マフィン
以上5種類でございます。
# by miholatte | 2012-05-06 20:00 | 食べるコト | Trackback | Comments(9)
2012年に絶対観たい映画TOP10 後篇
今年の5~12月に公開される映画の中から「観たい映画TOP10」を選びました!
またいつもの仲良しChumsくんと発表会を開催。
ひたすら映画の話を4~5時間平気でし続ける不思議な男女の姿は、
周囲の人々の目にどう映っているのでしょうか。


私の「2012年絶対観たい映画TOP10 後篇」はコチラ!

①「ファミリー・ツリー」 5月18日

②「幸せへのキセキ」 6月8日

③「スノー・ホワイト」 6月15日

④「だれもがクジラを愛してる。」 7月14日

⑤「少年は残酷な弓を射る」 6月23日

⑥「ダーク・ナイト ライジング」 7月28日

⑦「ワン・デイ 23年のラブストーリー」 6月23日

⑧「アメイジング・スパイダーマン」 6月30日

⑨「ジェーン・エア」 6月2日

⑩「ローマ法王の休日」 7月21日


他にも観たい映画がたくさん控えているのですが、涙を飲んで10作品に絞り込みました。
今回も難しかったー

私が好きないつものジャンルに加えて、今回は「幸せへのキセキ」や「だれもがクジラを~」など
非常にピュアっぽい作品が入っているのが自分でも意外です。
マッチョ映画と人間のドロドロ映画しか観てないと思ってるあなた、
今年の私はちょっと違いますよ(たぶんね)。


映画を観ることが大好きですが、最近は映画について人に伝えることにも非常に興味があって、
このブログでもできるだけ読んでくれる人に伝わりやすい表現を目指しているのですが、
なかなか進歩しないものです。。。
でも懲りずに頑張ろうと思いますので、どうぞおつき合いいただければと思います。
# by miholatte | 2012-05-03 22:00 | 映画関連 | Trackback | Comments(4)
テルマエ・ロマエ
劇場総笑いのお風呂ムービー!

「テルマエ・ロマエ」

古代ローマ、アイデアが行き詰まり失業した浴場設計技師のルシウス(阿部寛)は、
友人に誘われた公衆浴場でタイムスリップしてしまう。たどり着いた場所は、何と日本の銭湯。
そこには「平たい顔族=日本人」がいて、彼は漫画家志望の真実(上戸彩)と出会う。
ルシウスは日本の風呂の文化に感銘を受け、そこで浮かんだアイデアを古代ローマに持ち帰り
一躍有名になっていくが……。
                                               (シネマトゥデイより)


映画館の中が最初から最後まで笑いに包まれているって、なんだか幸せですね。
私もずーっと笑いっぱなしでした。

とにかくずっと真面目な表情の阿部ちゃんが、ただそれだけでおもしろい!
本当にローマ彫刻のような見かけをしているのに、
日本の銭湯やウォシュレットあたりに驚いている様子は思い出しただけでも笑えます。
細かいことは気にせず、雰囲気を楽しむ映画かなと思います。

(懲りずに言いますが)個人的には、阿部ちゃんのカラダに釘づけでした!!
どうしてこんなに完璧なカラダなのかしら。
お風呂シーンが多いので、当然ハダカで登場することが多いわけで、
筋肉マニアにとってこんなに楽しい映画があるでしょうか。
あーステキ
上戸彩ちゃんの役が私にオファーされなかったことが不思議でなりません!ズルイ!!
# by miholatte | 2012-05-03 20:21 | 映画review | Trackback | Comments(9)
ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン / Bridesmaids
問答無用!
圧倒的な破壊力に脱帽です。

「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」

30代独身アニー。
開業した手作りケーキのお店はつぶれ恋人にも逃げられ、
どっちを向いてもお先真っ暗な彼女にとって親友リリアンだけが心の拠りどころ。
しかしそのリリアンがついに婚約、アニーはブライズメイドのまとめ役(メイド・オブ・オナー)を
頼まれてしまう。アニーは自分の苦境もさておき奮闘するが、超豪華パーティーや
最高級のドレスを提案する金持ち美女ヘレンをはじめ問題含みのブライズメイドたちに囲まれ、
彼女のプランは前代未聞のトラブル続出。ついには長年の友情の危機に見舞われる!
果たして結婚式とブライズメイドたちの人生の行方は…?
                                        (「ブライズメイズ」チラシより)



「あなたは、ワタシを、笑えない」というキャッチコピーだった「ヤング≒アダルト」よりも
さらにリアルな共感を呼ぶであろう作品の登場です。

恐ろしくバカで下品でどうしようもない内容なのに、うっかり全力で共感した挙句、
最後はウルッときてしまうというミラクルな映画なのです。

主人公アニーの不幸っぷりが強烈。
何かにつけて様々な不幸に見舞われる彼女ですが、
その中でも特に「miho的共感度No.1不幸」がこのシーン↑
親友のリリアンから婚約したことを告げられる場面です。
言葉では「おめでとう!」と言いながら、顔はまるで笑っていないアニーが本当にリアル。
私も独身時代、仲良しの友達が結婚するたびにアニー状態に陥ったものです。
親友の幸せを素直に喜べない心の狭さ、笑えないです…

自分だけが不幸と思い込みがちだけれど、
幸せそうに見える人でもみんなそれぞれの悩みを抱えているものなんだ、
自分だけじゃないよと、ちょっと背中を押してくれる内容でもあります。
そして見栄とプライドの塊のようなアニーがなんだか愛おしく見えるのです。

でも、くり返し言いますが、基本的にはものすごくおバカ映画ですので、
それなりの覚悟でご覧下さい。
「セックス・アンド・ザ・シティ」なんて甘っちょろく見えるほどのハイレベルなぶっ飛び加減は爽快!
男子のみなさん、女子って結局こういうイキモノですよ。

キャラポスターがまたいい!
このやさぐれた感じ。
日本での公開がなかなか決まらずやきもきしましたが、無事に公開されてよかったです。

海外の映画によく登場するブライズメイズやメイド・オブ・オナーという役は
日本の結婚式にはないシステムですよね。
個人的にはこのシステムが日本になくてホントによかったなーと思います、ふふふ。

ところで、字幕でメイド・オブ・オナーを一言「オーナー」と訳していましたが、
意味が違うし、せめて同じ字数で「まとめ役」くらいにしとけばよかったのでは…?
字幕監修までついてるんだから。

ちなみに一番ぽっちゃりなメーガン役のメリッサ・マッカーシーは
今年のアカデミー賞助演女優賞にノミネートされていました。
確かにものすごくパンチのある演技でしたが、アカデミー賞の基準ってなんなのか
ちょっとわからなくなったのは私だけでしょうか??

「ブライズメイズ」人気は「glee」にも早速影響を与えたようで、
近々glee版ブライズメイズが見られるようです。これも楽しみ♪
# by miholatte | 2012-05-03 19:44 | 映画review | Trackback | Comments(2)
よくできました。
こんなこともできるようになりました!

なんてお利口さんなのかしら♪
親バカってこういうことかー
# by miholatte | 2012-04-22 00:00 | カメ | Trackback | Comments(3)
裏切りのサーカス / Tinker Tailor Soldier Spy
降参です。

「裏切りのサーカス」

東西冷戦下の1980年代、英国諜報部「サーカス」を引退したスパイ、
スマイリー(ゲイリー・オールドマン)に新たな指令が下る。
それは20年にわたってサーカスの中枢に潜り込んでいる二重スパイを捜し出し、
始末するというものだった。膨大な記録や関係者の証言を基に、容疑者を洗い出していく
スマイリーがたどり着いた裏切者の正体とは……。
                                          (シネマトゥディより)


本物のスパイというのは本来こういうものなのでしょう。
「スパイ映画」というと敵と派手な戦いを繰り広げるようなイメージが強かったのですが、
この作品では180度違うスパイの世界を観ることができます。

幾重にも張り巡らされた伏線、複雑に絡み合う人間関係。
セリフは最小限、大きなアクションや表情の変化すらない。
男たちが冷静に動いている氷のように冷たいその水面下には、
陰謀・裏切り・私欲・嫉妬などの激しいマグマがうごめいているようでした。

かつて自身も所属していた英国諜報部<サーカス>のメンバーの中から
ソ連の二重スパイを炙り出すというミッションを担うスマイリー。
組織を外から見つめ直すことで新たに浮かび上がってくる黒い影が
観る者の心にじわじわと広がっていくような構成は素晴らしく、
これだけ淡々とした雰囲気でこれほどまでに緊張感を与える作品は滅多にないと思います。

何一つ見逃すまいとかなり集中して観たのですが、
恥ずかしながらキチンと理解できたのはおそらく半分程度で、
残り半分については、自分の目が正しかったのか、
あるいは何か重要なものを見落としているのか、まるで自信が持てません。
一人を疑えば疑うほど、他の人間も怪しく思えてきてしまい、
その疑いの連鎖は最後まで止まりませんでした。
このドラマは、イギリスのどんよりした分厚い雲のように核心を覆い、
そう簡単には答えに触れさせてはくれないようです。

ジョン・ハート、コリン・ファースなどのベテラン陣の中にあっても
ゲイリー・オールドマンの放つ重厚な空気は他を寄せ付けない力があります。
すべてを見透かすような鋭い眼差しの奥にあるのは正義なのか悪なのか。
彼の存在感でこの作品の半分以上が成り立っていると言っても過言ではないと思います。

そして先日観た「ブラック&ホワイト」にも出ていたトム・ハーディが
<サーカス>の実働部隊として登場していました。
「インセプション」の時もそれほど印象深くなかったのですが、
今回初めて、もしかしたら俳優として非常に魅力的かもしれないと感じました。
このヘアスタイルはあまりにも似合っていませんでしたが…
少し心に影のある役が得意かもしれません。
夏には「ダークナイト ライジング」で重要な悪役・ベインを演じるので期待しています。


非常におもしろい映画でしたが、グレーな部分が多く残ってしまったので、
もう一度トライしようと思います。
よく考えてみれば、理解できない部分があるにも関わらずおもしろいと思えるなんて、
ただ者じゃない映画です。
# by miholatte | 2012-04-21 23:56 | 映画review | Trackback | Comments(2)

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